今宵の小話 2 家庭教師 幸哉

とある住宅の昼下がり。ある一戸建てS宅にて。
大学生と高校生の勉強風景。

洋室の日当たりの良い窓際で家庭教師　幸哉に密着するように生徒　要は
答えの間違いを指摘していた。
「先生。ここ答え違います。」
幸哉は口から言い訳が飛び出した。
「エッ．．．？いや、あははは・・・。要君が気がつくかどうか、ワザと間違えたんだよ。
　よ、よくわかったね。」
思わず視線をそらしてしまう。
「先生、この間も同じこと言ってました。」
机に頬杖を付き、目を細めて威圧的な視線を送る。
「先生。本当にわかってますか？」
幸哉は要の視線を凝視することができない。どんどん心拍数があがる幸哉。
「な、なんで、しってるよ！」
あせりながらも、ムキになる幸哉。狭い部屋は二人の熱気がこもる。
「なんなら俺が教えてあげましょうか？」
要は幸哉の腕を握りグイっと近づけ、不敵な笑みを浮かべる。
「えっ？」
期待の気持ちを読み取られないようにどこか不自然な幸哉。もしかして・・・。
「こうゆうことですよ。」
椅子から引きずりおろし、自分のベッドの上に寝かせる。
「だ、だめだよ！要君！」
熱い視線を送る要。襲われているのになぜか頬を赤くする幸哉。
「先生だって、本当は期待してたんだね。ほら、こんなになってますよ。」
自然と要の指は幸哉のズボンの隙間にするりと侵入する。
「くすっ。いけない先生だ。何を期待していたのかな？」
といいながら荒々しく唇を奪う要。喘ぎ声が漏れ、恥ずかしがる幸哉。
「あ・・何も期待・・・なんかして・・・ないい・・あ・・・か、要･･･！」
背中に抱きつく。もしかしたら期待をしていたかもしれない・・・。
「幸哉！」

Ｍ（水無月）：はい！ココまで！！カット、カット！
Ｓ（涼川　要）：あ”－－－！！！何言ってるんだ！？これからがいいところだろーが！
Ｍ：もう、十分いいところとったからね～。ハイハイ。電気もったいないからね～。消すよー。
Ｏ（大野　幸哉）：えーーーーー！！このままはつらいんですけど・・・くぅ・・・
Ｍ：後は、どっかそこらへんでやっちゃえばいいじゃん♪お宅ら得意でしょ？ア・オ・カ・ン♪
Ｏ：な、なんでそれを！！
Ｓ：のぞき魔・・・。
Ｍ：何とでもおいい！と・に・か・く、もうおしまいなの！帰って本編書かなきゃなんだから！
Ｓ：自分の都合かよ・・。幸哉いこうぜ。あっちで・・な・・。チュッ。
Ｏ：あ・・うん・・・要・・・。
Ｍ：コラーーー！！！水無月の前でしかもプライベートでいちゃいちゃするな！
Ｓ：ウ・ル・サ・イ！！

ゴツッ！

Ｍ：なぐられた・・・。　　ボテッ・・・。

Ｓ：フン！いくぞ。幸。
Ｏ：あん・・・ダメ・・・要・・・。
Ｓ：かわいいな。幸は。
イチャ、イチャ、イチャ、イチャ、イチャ・・・

お後がよろしいようで・・・

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