BL妄想モード勃発中!
トキメキMAXで、随時更新中!
甘く切なく艶めいていく男の子達を
ぜひ見てやってください!
~BL(ボーイズラブ)に嫌悪を抱く方の閲覧はご遠慮ください。18禁です。
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★イチと淕の出会いとイチの親友 亨輔の恋の行方のお話ですヨ。
初々しい高校生のイチをお楽しみに!
グランドの脇道を通り過ぎ静まり返った校内はもう後何十分かすれば喧騒へと変わっていく。昇降口に目をやる。
「ここで3年間かぁ~。」
ポケットに手を入れゆっくりと歩いて行く。園部 一臣(ソノベ カズオミ) 通称:イチはこの年にして身長が平均を超えていた。回りの同級生はまだまだ発達途中で無駄に大きいイチは目立つ存在だった。
それなりの顔の作りでそこそこ女子たちの話題にもなっていた。
髪は黒髪で少し短めにカットされちょっと後ろへなびかせていた。切れ長の三白眼はひどくきつそうに捉えられがちだったか話してみると大らかな気さくな感じだ。
イチは校舎を一周し昇降口まで戻って来た。
そこにはちらほらと新品の制服に身を包んだ新入生が目につき始めていた。クラス分けの掲示板が張り出されたのを見ていた。
A組、B組、C組、D組、E組と眺めたが見つからない。
「嘘だろ・・・。」
呆然と立ち尽くす。
「よっ!イチ!オハヨ!」
後ろからガバッと羽交い締めにされたイチは深いため息をついた。交差された腕が視界から消え後ろを振り向くと無防備な頬にグサッと指が突き刺さった。
「アハハ!また引っ掛かった!」
恨めしげに睨み返す。いつものイチの反応と明らかに違う何かを感じて指を引っ込めた。
「何?どうした?」
そういって沖 亨輔(オキ キョウスケ)はイチのへこんだ顔を覗きこんだ。
「あははは・・・、俺の名前がどこ探してもないんだよ・・。」
がっくりとうなだれるイチの肩を抱きながら指をさす。
「イチ。ここ2年の掲示板。俺らのあっち。」
見上げるとそこには掲示板の一番上にデカデカと『2年学級編成』とかかれていた。
「あははは・・・。」
「イチくん。相変わらずですな。」
言いながら亨輔はふにふにとしたイチのほっぺをつついた。
「お前、やめろよ。それ。」
「あはは!わりぃ!」
それでも全くやめる気など毛頭ない。
「とにかくあっち行こうぜ。」
亨輔はイチの肩を抱きながら『1年学級編成』を書かれた掲示板へ向かった。
今度は『1年』の掲示板だということを確認し自分の名前をC組でみつけた。
「亨輔は何組だったんだ?」
深いため息を着いてイチの首に腕を回しグィッと締め上げる。
「お前それが親友にいう言葉かよ!!」
イチの顔がにまぁ~とほころぶ。亨輔は口元が歪みそうになるのを必死で堪える。
「同じクラスなのか!?」
緩んでしまった口元を手で隠しながら亨輔は更に羽交い締めにする。
「そうだよ!」
「イテテッ・・・。」
少し調子に乗りすぎた亨輔は絡んだ腕を解いた。
「ワ、ワリィ~。」
「たく・・・。お前手加減しろよな・・・。」
いつになくテンションの高い親友を諌める感じだ。
「だってよ俺ら3年連続同じクラスって凄くね!?」
中学でたまたま同じクラスでたまたま同じ部活でたまたまクラスの席が隣だったという運が今だ続いていた。すっかり興奮仕切っている亨輔を放置したままイチはスルリと横を抜けた。
この二人は桜池中学では多少名が知れていた。それは二人の容姿が原因だった。
二人とも中坊とは思えないほど身長が高く常に二人でいるから2倍目だっていた。容姿がずば抜けて話題になっていたのは亨輔だった。
こんな二人が闊歩していればそれは目立つと言うものだ。共に彼女と呼ばれる存在に興味は無く今はこの楽しい時間を過ごしていたかった。
取り分け亨輔はイチと一緒にいる時間は誰にも邪魔されたくないと思っていた。
群がる生徒達の黒い波をかき分けながら昇降口へ向かった。
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初々しい高校生のイチをお楽しみに!
グランドの脇道を通り過ぎ静まり返った校内はもう後何十分かすれば喧騒へと変わっていく。昇降口に目をやる。
「ここで3年間かぁ~。」
ポケットに手を入れゆっくりと歩いて行く。園部 一臣(ソノベ カズオミ) 通称:イチはこの年にして身長が平均を超えていた。回りの同級生はまだまだ発達途中で無駄に大きいイチは目立つ存在だった。
それなりの顔の作りでそこそこ女子たちの話題にもなっていた。
髪は黒髪で少し短めにカットされちょっと後ろへなびかせていた。切れ長の三白眼はひどくきつそうに捉えられがちだったか話してみると大らかな気さくな感じだ。
イチは校舎を一周し昇降口まで戻って来た。
そこにはちらほらと新品の制服に身を包んだ新入生が目につき始めていた。クラス分けの掲示板が張り出されたのを見ていた。
A組、B組、C組、D組、E組と眺めたが見つからない。
「嘘だろ・・・。」
呆然と立ち尽くす。
「よっ!イチ!オハヨ!」
後ろからガバッと羽交い締めにされたイチは深いため息をついた。交差された腕が視界から消え後ろを振り向くと無防備な頬にグサッと指が突き刺さった。
「アハハ!また引っ掛かった!」
恨めしげに睨み返す。いつものイチの反応と明らかに違う何かを感じて指を引っ込めた。
「何?どうした?」
そういって沖 亨輔(オキ キョウスケ)はイチのへこんだ顔を覗きこんだ。
「あははは・・・、俺の名前がどこ探してもないんだよ・・。」
がっくりとうなだれるイチの肩を抱きながら指をさす。
「イチ。ここ2年の掲示板。俺らのあっち。」
見上げるとそこには掲示板の一番上にデカデカと『2年学級編成』とかかれていた。
「あははは・・・。」
「イチくん。相変わらずですな。」
言いながら亨輔はふにふにとしたイチのほっぺをつついた。
「お前、やめろよ。それ。」
「あはは!わりぃ!」
それでも全くやめる気など毛頭ない。
「とにかくあっち行こうぜ。」
亨輔はイチの肩を抱きながら『1年学級編成』を書かれた掲示板へ向かった。
今度は『1年』の掲示板だということを確認し自分の名前をC組でみつけた。
「亨輔は何組だったんだ?」
深いため息を着いてイチの首に腕を回しグィッと締め上げる。
「お前それが親友にいう言葉かよ!!」
イチの顔がにまぁ~とほころぶ。亨輔は口元が歪みそうになるのを必死で堪える。
「同じクラスなのか!?」
緩んでしまった口元を手で隠しながら亨輔は更に羽交い締めにする。
「そうだよ!」
「イテテッ・・・。」
少し調子に乗りすぎた亨輔は絡んだ腕を解いた。
「ワ、ワリィ~。」
「たく・・・。お前手加減しろよな・・・。」
いつになくテンションの高い親友を諌める感じだ。
「だってよ俺ら3年連続同じクラスって凄くね!?」
中学でたまたま同じクラスでたまたま同じ部活でたまたまクラスの席が隣だったという運が今だ続いていた。すっかり興奮仕切っている亨輔を放置したままイチはスルリと横を抜けた。
この二人は桜池中学では多少名が知れていた。それは二人の容姿が原因だった。
二人とも中坊とは思えないほど身長が高く常に二人でいるから2倍目だっていた。容姿がずば抜けて話題になっていたのは亨輔だった。
こんな二人が闊歩していればそれは目立つと言うものだ。共に彼女と呼ばれる存在に興味は無く今はこの楽しい時間を過ごしていたかった。
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水無月 なごみ
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女性
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自己紹介:
BL妄想発動中!0(^ー^)。
日々妄想中!胸キュンな話を書いていけたらいいなって
思ってます。
末永いお付き合いを・・・。
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