恋愛LEVEL6 恋の囁き心の呟き Love Step13

「智、次へ進もうと思うんだけど、このまま、玄関でって言うのもちょっと…。一度、シャワーとか浴びたりとか…どうかな？」
この提案に智弘は賛成の意味をこめて大いに頷いた。
「じゃ、先に智、どうぞ。」
「お邪魔します。」
今さらとは思うがやはり礼儀として口からでてしまう。風呂場に直行しアイボリーの棚からフェイスタオルとバスタオルを手渡す。
「はい。これ使って。」
「お、おう、サンキュ。」
なんとなく緊張感が増してうまく佳之の顔が見れない。顔を赤らめながらもさっきの余韻が抜けきれない。佳之が出ていこうした気配を感じながら、Tシャツの裾をたくしあげ脱ぎかけた時背後から声がし心臓が飛び跳ねた。
「あ、あのさ…智…。」
「な、何？どうした？」
さっきより顔を赤くして俯いたまま言い放った。
「一緒に…一緒入った方が時間が短くてすむでしょ！？だからさ、」
きっと顔あげた佳之瞳は熱を帯び頬もというよりも全身が真っ赤になっていた。
「一緒に入ろう！！」
ガバッと智弘に抱きついた。そして視線を絡ませ潤んだ瞳で智弘を懐柔していく。
「ダメ…？」
「だ、ダメなものか！？入ろう！一緒に！」
抱きついている佳之のTシャツの裾をたくし上げ脱がせていく。まだ少し赤みの残る肌は艶々し智弘の視線を釘付けにする。
「じゃ、智のは僕が…」
そう言って智弘の背中に腕をまわして裾をたくし上げするりと脱がしていく。そこに現れたのはサッカーで鍛えた腹筋や胸筋だった。佳之の筋肉とは違い無駄な贅肉がなくしっかりと引き締まり存在していた。毎日、サッカーに明け暮れている智弘の肌は黒く、その筋肉を肌の色が浮かび上がらせていた。

←ランキング参加中！気にって下さったらポチっとよろしくです！Ｏ(^ー^)oｴｲｯ！

 
恋愛LEVEL6　恋の囁き心の呟き　Love Step14　へＧＯ！

恋愛LEVEL　恋の囁き心の呟き　～智弘と佳之　目次  へＧＯ！

ようこそ【腐女子的交遊場】へ！ 　へＧＯ！