【ｶｳﾝﾀｰ2000突破ありがとう！感謝の気持ちを感じてね！】 恋愛LEVEL 恋は朝からお熱いもの ～要と幸哉の恋愛事情 2

潤んだ瞳に艶めく口元。必死に抱き着く幸哉の顎をあげて顔を近付ける。
「やだ、じゃないだろ？起きないお前が悪いんだ。それにおねだりの仕方が違うだろ？」
細めた要の瞳は冷たく幸哉を見下ろしていた。その視線に幸哉の体が反応する。
少しうつむいて上目遣いで瞳を潤ませる。
「・・・お願い、抱いて・・・。」
幸哉は潤む瞳を要にむけて小首を傾げて見せる。クスッ、と要は笑って幸哉を押し倒す。
「まだまだだな。次はちゃんとおねだりしろ。」
そう言いながら自分の硬くなった欲望を幸哉の濡れそぼったひくつく穴に捩（ﾈｼﾞ）込む。
同時にはち切れそうな欲望を摩られて幸哉の思考は停止する。痺れる痛みの快楽が
全身を支配する。
「あぁ・・・やぁ・・・うごかさ・・な・い・・・で！」
幸哉の髪を絡ませながら耳元で甘くそして冷たく言い放つ。
「だめだ。時間ないしな。」
要は激しく動かす。その動きに幸哉は喘ぎ声を漏らし続ける。
「はぅ・・・あ・・・や・・・ダメ・・・！」
「ダメじゃないだろ・・・。こんなにして。」
言いながらそそり欲望も上下に動かす。快楽の階段を一気に上り詰める。
「あぅ・・・！で、でる！」
要の手中にトロリと白濁した液が飛び散る。
「いけないなぁ。先にいくなんて。」
さらに激しく打ち付ける。狭いベッドの中で二人は重なりとろけあう。
「あぁ・・・やぁ・・・。」
体がとろけきっている幸哉は要に快楽を委ねていた。
「幸哉、だすよ！」
びくびくと震えながら要は幸哉の奥で噴き出した。
「あぁ・・・要・・・。」
穴の奥で感じながら幸哉も快楽を味わった。

「はい。それでは大野君。レポート２つ提出して下さい。来週月曜までに。」
教授ににっこり笑顔で告げられた幸哉はムスッとした表情で返事をする。
「はい・・・。」
結局、朝の情事のせいで講義に出席出来ずレポートを提出するはめになった。
教授の部屋から出てくるのを待っていた要はニヤニヤしながら声をかけてきた。
「幸哉。教授何だって？」
恨めしげに要を見る。
「レポート２つ月曜まで提出・・・。」
くすくす笑う要に八つ当たりをする。
「誰のせいだと思ってんだ！」
「幸哉のせい。」
「なっ！」
言いかけた幸哉の肩を抱きながら要が囁く。
「朝起きないお前が悪い。」
反論しようとした幸哉を尻目に視線を流した。
「じゃ、俺、講義あるから。また後で。」
言いながらすたすたと歩いていく。
「ちょっ！要！」
要は手だけを振り、行ってしまった。
残された幸哉は怒りのはけ口を見出だせないままその場に立ち尽くす。
「レポート・・・やんなきゃ・・・。」
ポツリと呟いて一歩踏み出した時お尻がピキっとなった。痛みを思い出して幸哉は恨みの
声を上げる。
「カナメのバカヤロー！」
大野幸哉１９歳。前途多難な恋愛LEVELです。

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